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外壁塗装にもアスベストが⁉


アスベストは、内部の断熱などのために目的のために、天井や壁に吹付け材として、使用されておりましたが、実は、外部塗装の仕上塗材や下地調整材(ここでは、両方を含めて「塗材」とします。)にも利用されています。

一見アスベストを含有した塗材などは、別に粉じんがまわないので、環境的には問題ないだろうとお思いの方もいらっしゃると思います。

確かに外壁に傷を入れたり、削ったりしなければ、アスベストが含有していようと、形状が安定しているのでその塗材は問題ないのかもしれません。しかし、そのアスベスト含有塗材を使用した工作物や建築物を解体したり、破壊したりするとなると事は違ってきます。

その建物を壊す際に、当然そのアスベスト含有塗材は粉じんとして、近隣に舞います。すなわち、内部に吹いた吹付アスベストの危険性となんら変わりはないのです。(ローラーやこてで仕上げたアスベスト含有下地調整材などは比較的アスベスト含有塗料よりも国の規制によれば取り扱いがゆるいのですが…)

こうした壁面のアスベスト含有塗材の処理については、既に平成28年4月28日に国立研究開発法人建築研究所と一般社団法人日本建築仕上材工業会により、「建築物の改修・解体時における石綿含有建築用仕上塗材 からの石綿粉じん飛散防止処理技術指針」が発表されています。

建築物の改修・解体時における石綿含有建築用仕上塗材 からの石綿粉じん飛散防止処理技術指針

http://www.nsk-web.org/as/as20160613.pdf

内容的には、専門家でないとちょっと難しいと思いますが、この指針に則って、アスベスト含有塗材の処理は、今後、吹付アスベストと同様の処理方法(レベル1、2仕様)にて行われることになり、一部では既にその処理は始まっています。

では、どんな塗材に含まれるのか?

一般社団法人日本建築仕上材工業会からは、過去に会員は販売したアスベスト含有材料の概要を公表しています。

これを見ると、かなりこの頃まで使用されていることがわかると思います。塗装工事業を営んでいらっしゃる方々なら、表を見ると、お分かりかと思いますが、外壁の仕上材に使われてきたものは、かなり広範囲で、一般的に使用されてるものがほとんどです。

年代によって、同じ塗材の種類でも、使用されている材料と使用されていない材料とありますので、見当はついても、実際に塗材のサンプルを分析にかけないと、一概に使用されているかどうかは、判断できません。

万が一、建物や工作物所有者で、ご不安な方は、資格を持った専門業者にご相談し、一度調査してみてはいかがでしょうか。


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